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児童福祉サービスの基礎

健全な成長を遂げさせる目標

児童福祉とは児童に対する福祉サービスのことです。
さまざまな事情によって支援を受ける必要のある児童は日本にたくさんいます。
そのような児童に対して適切な支援をすることによって、健全な成長を遂げさせることを目標としています。

近年は少子高齢化が進んでおり、少子化対策をする必要があることから、児童を育てやすい環境を整えることを目的とした施策が行われています。
また、児童虐待の件数が増加しているため、これに対する支援の必要性が高まっています。
その時々の児童の状況に応じて適切な福祉サービスの実施が求められているのです。

児童をどのように定義するのかは状況によって異なるのですが、基本的には20歳未満のもの、あるいは18歳未満のものとしていることが多いです。
少子化対策としての支援として、待機児童を解消したり、児童手当を支給したり、子育て支援センターの創設などが行われています。
子育てに関する色々なトラブルを解決するために児童相談所が各都道府県に設置されています。

すべての親が問題なく子育てができるわけではありません。
ほとんどの親は子育てに関して何らかの不安や悩みを抱えているものです。
そのような親をサポートする福祉サービスを充実させることによって、結果的に児童を守ることにつながるでしょう。

さまざまな支援制度

児童福祉サービスとして具体的にどのようなことが行われているのかを紹介しましょう。
まず、保育料に関しては基準額が設定されているのですが、多くの市町村では保護者の負担を減らすために保育料を基準よりも低く設定しています。
そのためには多くの財源を投入する必要があるのですが、子育てをしやすい環境作りのためには必要なことです。

共働きの世帯が増えており、核家族化も急速に進行しているため、待機児童が問題となっています。
この状況を改善させるために保育所の設置を推進したり、夜間保育や休日保育などが行われています。
保育園の環境を充実させないと少子化の問題は解決しないでしょう。

保育園の代替サービスもたくさん存在します。
事業所内に保育施設が設置されたり、認可外保育所と呼ばれている施設もあります。
認定こども園という新しいサービスも出ています。

児童福祉に関しては学費の問題が大きいです。
子育てでかかる費用の中でも学費の負担はかなり大きいのです。
この負担を軽減させるために公立高校の授業料の無償化が行われたり、国立や私立の高校に通う生徒に対して支援金を支給する制度も誕生しています。

その他にもさまざまな児童福祉サービスが存在します。
国や地方自治体が中心となって子育てのしやすい環境を作るために努力しているのです。
将来的には今よりもさらに子育てがやりやすく、経済的にも精神的にも安定した状態で家庭を営める時代がやって来るでしょう。

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