1. >
  2. >
  3. 障害者総合支援法とは

障害者総合支援法とは

ドア

障害者手帳を取得できない障害者の救済措置

難病の患であっても、病状が変動して常に一定の身体状態ではないケースでは、身体障害者手帳の発行を受けることが出来ず、そのため障害はあるのに障害福祉サービスを受けることが出来ないという状態が放置されてきました。

そのため、2013年4月より障害者自立支援法が障害者総合支援法(略称)と改められるとともに、障害者の定義に一定の難病患者が加えられ、難病を患う患者で、疾状の変動などを理由に身障者手帳が発行されなくとも、特定の障害があれば福祉サービスを受けることを可能とする、救済措置が設けられました。

2014年4月には、訪問介護の対象を拡大したり、ケアハウスと共同生活が可能な方が入るグループホームの一元化等が実施されました。
さらに2015年7月からは、この対象範囲の難病が追加され、難病の種類が151から332に増やされました。

法律の対象とされる難病

法律制定当初より対象とされた難病に、加齢黄斑変性、関節リウマチ、パーキンソン病などがあります。
また2015年7月に追加された難病に、アイザックス症候群、筋ジストロフィーなどがあります。

ときおり耳にする難病を説明しますと、加齢黄斑変性は、年齢を重ねることにより網膜の真ん中の黄斑に障害が生じてしまい、見たい所が見難くなる難病です。
加齢黄斑変性は最近数種の新たな治療法が開発されましたが、視力の維持や少しの改善にとどまります。
最近ではips細胞による網膜の再生医療が実施されたことで注目されました。
50才以上になると約1%の割合で発症し、年を重ねるにつれ増えていきます。

パーキンソン病も、50才以上のシニアで発症例が多く、その特徴的な症状として手足の震え、筋肉の強張り、動作が遅くなる等で、少しずつ症状が進み、10数年後には寝たきり状態となるケースもある難病です。
発症割合は、人口1000人に対して1人程度と言われます。

筋ジストロフィーは遺伝性の難病で、時間とともに筋力の低下が進行する病気です。
遺伝子解析が進むとともに、研究が急速に進歩しつつある医療分野ですが治療法の開発には至っていません。

受けられる福祉サービスの概要

居宅介護として、入浴や排せつ、食事等の介護、所要の家事や暮らしの相談・アドバイス等の援助を受けることが出来ます。
行動援護として行動するときに生じるリスクを避けるために所要の支援を受けたり、外出時の食事や交通機関の乗り降り支援などの介護を受けたりすることが出来ます。

療養介護として、主に病院で実施される機能訓練や体調管理などの看護、日々の暮らしの上での支援を受けられます。
生活介護として、障害者福祉施設等で入浴や排せつ、食事などの介護、レクレーションなどの援助を受けることが出来ます。

Categories: ニュース