満足に食べることの出来ない子供へ「子ども食堂」の実施

食事が満足に出来ない子供

家庭の経済事情で食事もままならない子供や、共働きなどで孤食となっている子供が増えています。
これは貧困になっている家族が増えている証拠であり、親が貧困だとそのまま子供も貧困となります。
6人に1人は貧困と言われている現状では、1日3食食事が出来ない子供も存在します。
そのために、満足に食事が出来ず空腹であり、眠れなかったりする子供もいます。

こども食堂

そんな食事が満足に出来ないような子供のために、今地域で行われているのがこども食堂であり、多くの地域では月2回こども食堂を開いています。
そこには食べ物に困っている子供、ひとりで食事をしている子供、母親または父親のみと食事をしている子供がやってきます。

こども食堂は1食300円ぐらいでお腹いっぱい食事をすることが出来、食事だけでなくみんなで集まって楽しく食べるというコミュニティの役割もあります。
例えばある時のこども食堂のメニューは、
・アジの干物
・肉じゃが
・小松菜の海苔和え
・タケノコの土佐煮
・いちご
とホテルのバイキング並みに豪華なメニューとなっています。

こども食堂には母親に引き連れられてくるような子供が多く、ここに来るといつもは野菜を食べないような子供も積極的に野菜を口にします。
食事をしていくと次第にみんな仲良くなっていき、幼稚園児が小学生の子と仲良くなったりする光景が広がります。

こども食堂は食事をするばかりでなく、食事のあとはレクリエーションも行われることも多いです。
みんなで何か物を作ってみたり、一緒に歌を歌ったりと楽しい時間を過ごせます。
子供には食事は体を作るのでとても重要であり、やはり一人で食事するよりもみんなで食べた方が箸も進みます。
また学習支援などを行おうという取り組みも出てきています。

根本対策

こども食堂は一時的な対策でしか無く、やはり家庭の貧困を解決しなければ、一人で食事をするこどもは増えるばかりでしょう。
シングルマザーでも毎月生活していけるだけの収入を得られるような仕事に就ける環境の整備や、児童扶養手当の充実化、給食費用の払えない家族への支援、などが求められます。

どうしてもこども食堂は、一時的な対策にしかならず、貧困家庭のこどもは300万人いると言われ、すべてのこどもが食堂を利用するのは不可能です。
児童扶養手当や児童手当の支給は必要なことであり、貧しい家庭やシングルマザーの家庭でも、毎月食事が出来るだけの収入を得られる仕組みの構築が求められます。
子育てをしている親への子育て支援や自治体でのサポートなどによって、子育ての負担を減らすことも、親と子供が接する時間を増やして、それが孤食の子供を減らすことにも繋がるでしょう。