1. >
  2. >
  3. 認知症破産の急増

認知症破産の急増

認知症患者の介護費用

家族の問題として今や見逃せなくなっているのが、自分の親が認知症になった場合の介護です。
家族の誰かが認知症になった場合は、
・特別養護老人ホームに入居する
・有料老人ホーム、またはサービス付き高齢者住宅に入居する
・認知症の人が数人で共同生活をするグループホームに行く
・在宅介護をする
というどれかがあります。

姥捨て山のように見放すことは出来ませんので、家族は何かしらの対処をしないとなりせん。
そしてこれらのどの道を選んだとしても大きなお金がかかります。

施設に入れる場合は、家賃や雑費や食費や介護保険などをあわせると、月に多くて20万円かかります。
民間だと保険適用外の部分も多いので、さらに20万円ほど上乗せされるケースもあります。
しかも入居するには一時金として、月額料金の数ヶ月分を一時金として支払わないとなりません。
さらに認知症の症状が進めばさらに費用は嵩みます。

在宅介護するにしても、デイサービスなどを利用することとなりますので、その費用がかかり、さらに家族が自宅にいる間は面倒を見て、介護だけで疲れ果てます。
月に20万円介護に費用が必要となると、年間で300万円、5年介護するとなると1,500万円もかかります。

後見人問題

最近では認知症患者のために施設などを紹介する後見人もいます。
しかしそれも人によっては、基本報酬だけを毟り取られるケースや、紹介料だけ高額に支払わされるケースもあり、これらの状況が問題化しています。
また認知症患者の遺産相続などが発生しても、後見人を利用する家族が多く、その場合も多額の手数料や書類作成代行料などを取られる事も多く、このような家族が利用されるケースも少なくありません。

認知症患者の介護疲れ

施設に入れる場合はお金の心配がありますが、在宅介護する場合は介護で家族が疲れます。
認知症の方は、言うことを聞かないような場合も多く、作った食事が嫌だ、外に連れて行こうと車に乗せようとすると車が気に入らないので乗りたくない、しまいには自分持ち物を盗んだと誤解し家族を犯人呼ばわりすることもあります。

このような介護疲れから心中を図る家族もおり、時々ニュースにもなります。
これからは日本は認知症患者は1,000万人の大台に乗ると予想されており、対応する施設不足も問題になっており、安く利用できる特養は50万人もの入居待ちの列が出来ています。

そして考えなければならないのは、どの家族でも自分の親が認知症になる可能性はあるということです。
認知症になれば介護でのお金は多額が必要となり、お金をかけないなら在宅での介護ですが、トイレやベッドを揃えたりとやはりお金がかかります。
認知症患者への対応は日本の今後の大きな課題になること間違いなしです。

Categories: ニュース