1. >
  2. >
  3. 増え続けているシングル介護

増え続けているシングル介護

人々

かつての日本の大家族社会は介護の担い手が多かった

家族の誰かが要介護状態になれば、「同居する家族全員が力を合わせて介護に参加する」というのが理想です。
大家族ではそれが可能ですが、現在の日本のように核家族化が進み少子化、晩婚化が進む社会ではそれが困難になってきました。

シングル介護の増加

そうした中、近年、シングル介護が社会問題として注目されるようになってきました。
シングル介護は、親と同居していた未婚の子供などが1人で親の介護を担う状態を指します。

親が要介護状態となり同居の子供が1人で介護を担うとなると、介護度が重くなると生計の柱である子供が仕事を続けることが難しくなります。
そして、職場を辞めたりすれば社会的に孤立しやすい状態となりやすく、また将来介護が終わった時点で経済的にも困窮のリスクが付きまといます。

国は親が要介護状態となっても仕事を継続しやすくなるよう介護休業や助成金などの施策を行っていますが、まだ十分な効果は表れていません。

仮に兄弟姉妹が、就職や結婚で遠各地に住む場合、日々の排せつや入浴など介護はできませんが、同居する子供一人に介護を任せっぱなしにするのではなく、可能な範囲で介護を手伝うようにしましょう。
時間を作って帰省したり、電話で介護を続ける兄弟の悩みを聞くだけでも介護者は随分と気持ちに余裕が出来るのです。

しかし、少子化の影響で増加している1人っ子の場合はそういう道さえありません。

どう親の介護を乗り越えるか

いずれにせよ大切なことは、介護の負担を決して1人で背負いこまないことです。
超高齢化の我が国において、介護は1家族を超えて社会全体の問題として捉えるべきものです。
そして介護の支援をすべく各種の制度が整備されています。

自分の親が要介護状態になれば、仮に他に家族がいなくても、在宅でも介護が可能なように社会の制度を積極的に活用すべき時代なのです。
実際に周囲を見ると介護を受けている方は意外に多いものです。
またアクティブシニアという比較的元気な老人向けにも生活をサポートするための介護製品が多く販売されています。
参考サイト@アクティブシニア用製品 Reha tech

親子双方にとって最適の道を選べるよう、介護をマネジメントするケアマネージャーを活用するようにしましょう。
居宅で介護するケースでもデイサービスや訪問介護、ショートステイを有効に利用しながら、気持ちに余裕をもって介護を続けることが必要です。
在宅での介護が無理であれば施設で介護を受ける道もあります。

一旦、在宅介護を選んだとしても、いずれは施設入居の可能性もあるので早めに事前知識を得る等準備をしておくと良いです。

万が一、経済的に余裕が無くて介護サービスを頼むなんて無理だと思っても、介護サービスを受ける方策はありますので、1人で悩んであきらめる前に役所やケアマネージャーにSOSを発信することが必要です。

Categories: ニュース