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スウェーデンには「寝たきり老人」がいないって本当?

高福祉・高負担として知られるスウェーデン

スウェーデンは高福祉・高負担の国として有名です。
そして、最近では寝たきりがゼロということでも注目を集めています。
幸福度調査では常に上位にランクインをしており、住んでいる国民の満足度も高いです。

多くの人が幸福を感じているのは終活までのすべてにおいて満足度を感じられるようになっていることが要因の一つとされています。
その取り組みの内容は私たちの生活にも参考になることが多いです。

スウェーデンは最後まで人生を楽しんでいる

スウェーデンの介護サービス付きの特別住宅では後期高齢者で在宅で介護を受けることが難しい人たちが多く入所しています。
しかし、介護施設とは思えないくらい多くの人たちがおしゃれをしており日本の介護施設とは印象は格段に違うものでとても明るいです。

施設としては何よりも本人の意思を尊重しています。
そのため散歩に出かけるのに一人で出歩きたいという場合には家族の同意があれば一人での散歩も可能です。
もちろん完全に一人で歩くことは危険がありますから、GPS付きの携帯を持って出かけることを許可しています。

日本ではこういった対応をすると施設の責任が問われるものです。
しかし、スウェーデンの場合には本人の意思を尊重しており事故についても自己責任となっているので施設の責任を問われることはありません。

寝たきりになる人はほとんどいない

日本では寝たきり状態にある高齢者は150万人から200万人もいるといわれており、深刻な問題です。
それに対してスウェーデンの場合にはほとんど寝たきりになる人がいないといわれています。
寝たきりといっても終末ケアのために数日から数週間の短期間である人がほとんどです。

これはスウェーデンの人たちがとても健康的な生活をしているというわけではなく介護と医療システムに起因をしています。
基本的にスウェーデンの高齢者は子供や親族と暮らすことなく多くの人たちが夫婦二人での生活か一人暮らしです。

これは自立した個人が尊いとされている伝統に根ざしたものであり、高齢者だけでなく若者も一人で生活することが基本となっています。
もちろん家族関係が希薄なわけでなく、家族としての交流は盛んです。
こういった個人がきちんと自立しなければという意識が寝たきりの人を生まない秘訣となっています。

国は一つの家族

スウェーデンでは国は一つの家族という発送が定着していて家族が介護のために経済的な負担を強いられることはないです。
施設を訪れた家族が介助をするということもなく、ただ一緒に過ごすだけとなっています。

介護に携わる人たちは安定的な公務員であり日本より待遇も良いです。
介護に携わる人たちへ国も手厚く保障をしており、介護は国が行うべき当然のことという考えのもと行われています。

Categories: 介護の基礎知識