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福祉のスペシャリスト、介護福祉士の資格

介護福祉士は国家資格

高齢化社会を迎え、福祉や介護に関する職業に従事する人材がさらに求められています。

一般的に馴染みのある介護職といえば「ホームヘルパー」でしょうが、このホームヘルパーよりさらに専門的な知識を持ち、国家資格として認められているのが『介護福祉士』という職業なのです。

介護福祉士は、別名「ケアワーカー」とも呼ばれています。
ホームヘルパー同様に、自立生活が困難な高齢者や障害者をサポートすることが主な仕事内容になりますが、ホームヘルパーの資格が民間の講習事業者などが発行する「認定資格」なのと異なり、介護福祉士の資格は国の試験を受けて得られる「国家資格」になります。

2004年に厚生労働省が、「介護職員は介護福祉士に一本化する」と発表したことで、さらに注目を集めている資格です。
このため、介護福祉士になりたい人や、現在ホームヘルパーとして活躍している人達が資格取得のために受験・合格者数も増えていると言うことなのです。
また、数年後にはこの介護福祉士の試験自体が厳格化すると言われています。

現在は介護などの業務の「実務経験3年」で、試験を受けることができますが、数年後にはこれが「実務試験3年+養成課程約600時間」をこなさなければならないという見込みになっています。

資格を取るには

現在の介護福祉士の試験は、前者の「介護等の業務に3年以上従事した者」(※厚生労働省の介護福祉士の概要より)に受験資格が与えられます。
この他にも、「福祉系の高校」でカリキュラムを修めて卒業した人や、高校卒業後、福祉系の大学や介護福祉士の養成施設を卒業した人、そのルートによって資格取得の道が変わってきます。

例えば、実務経験3年を経て受験をする場合は、筆記試験+実技試験を受けて合格ののち、晴れて介護福祉士の資格を得ることが出来ますが、平成21年度以降に福祉系高校に入学した人は、筆記試験のみで実技試験は免除され資格取得に至ります。

また、福祉系大学や介護福祉士の養成学校を選択した場合。
これも、養成施設によって「1年以上」「2年以上」と違いはありますが、在籍し養成課程を修了することによって、介護福祉士の資格を取得することができます。
(※社会福祉振興・試験センター/介護福祉士国家試験資格取得ルート図参照)

このように、介護のプロである介護福祉士になるためには長い年月をかけて経験をつみ、学んでいかなくてはなりません。
そのため、専門的な知識や経験が、現場では生かされ重宝されるということになるのです。
また介護福祉士は、実務経験がなくても、訪問介護を行うホームヘルパーを指導・管理するリーダー的な仕事である「サービス提供責任者」になることができます。
サービス提供責任者がいなければ、訪問介護施設などでは仕事が上手く回りません。

このような点から、ホームヘルパー2級などの資格保有者に比べ、介護福祉士資格保有者は就職の間口も広く、常勤や正社員などで雇用されやすいとも言われているのです。